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絶叫療法(原初療法)を始めたヤノフの患者には、ジョン・レノンとオノ・ヨーコも含まれていた

絶叫療法

■ジョン・レノン 「マザー」 ジョンの幼いころの体験が原初療法という精神療法によって炙り出された作品

マザー(Mother)は、1970年に発表されたジョン・レノンの曲。ビートルズ解散後初のソロ・アルバムである『ジョンの魂』のオープニング曲で、シングルとしても発­売されました。この曲はジョンの幼いころの体験が原初療法という精神療法によって炙り出された作品です。ジョンは1940年10月9日にリバプールで船員として働いていた父­アルフレッド・レノンと母ジュリアとの子として生を受けましたが、すぐに父は行方不明になってしまいました。母は他の男と暮らしはじめ、ジョンはジュリアの姉のミミ夫婦に預けられました­。ジョン5歳の時、突然アルフレッドが姿を現しジョンを連れ出しましたが、ジュリアと親権をめぐっていさかいとなりました。



■マイナスの感情や思考を大声で絶叫して吐き出す絶叫療法

絶叫療法(原初療法)primal therapyはアーサー・ヤノフが考案しました。

アーサー・ヤノフArthur Janov1924年8月21日~は、アメリカの心理学者です。そして、原初療法(長く抑制された幼い頃の心の痛みを、繰り返しさかのぼり、感じ、表現することが必要であるとする精神病の治療方法)をつくり出した人です。

■自己啓発セミナー・教育研修の分野で、絶叫療法が用いられることが多くなっている

心の中に溜まっているマイナスの感情や思考を大声で絶叫して吐き出すという典型的なカタルシス(代償行為によって得られる満足)療法です。

心理療法の技法や理論としての複雑さは殆どなく、自分の内面に抑圧している感情・欲求を如何に思い切って勢い良く放出するかということに重点が置かれています。

元々、絶叫療法(原初療法)は『幼少期に受けたトラウマ(心的外傷)・母性剥奪(ネグレクト)』の治療法として考案されたものであり、『子ども時代の自分・つらかった時期の自分』になりきって退行しながら絶叫することで回復的なカタルシスを得ることができるとされています。

最近では実際に絶叫療法のみを単独で行うことは殆どありません。

どちらかというと、臨床的なカウンセリング分野よりも自己啓発セミナー・教育研修の分野で、絶叫療法が用いられることのほうが多くなっています。

ヤノフは効果は大きいと言いますが、あるクライエントにとっては強烈すぎ、かえって心的外傷を増大すると批判する人もいます。

ヤノフの患者には、ジョン・レノンとオノ・ヨーコも含まれていたと言われています。

ジョンはこの原初療法を受け、本格的に再出発をきろうとした折に、凶弾に倒れたようです。

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自分らしく生きたいと願っている方のために、心理学を学ぶブログ「日刊サイコロジー」を始めました。心のメカニズムを知り、自分の心の動きがわかると、他の人を理解しやすくなり、良好なコミュニケーションが生まれます。人生の処方箋記事も書いています。Kawai

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