どうすれば記憶できるのか。E・ダルヴィングの「意味記憶」と「エピソード記憶」 | 心理学を学ぶ|日刊サイコロジー

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どうすれば記憶できるのか。E・ダルヴィングの「意味記憶」と「エピソード記憶」

記憶心理学

■マジカルナンバー7 記憶の法則



■E・ダルヴィングの「意味記憶」と「エピソード記憶」

心理学は様々な分野と絡んでいます。記憶の仕組みについては、様々な理論モデルがあります。

1972年に「意味記憶」と「エピソード記憶」という2種類の記憶に分類したモデルがE・ダルヴィングによって発表されました。

■「意味記憶」

「意味記憶」とは、物事についての系統だった知識(概念・アイディア・事実など)のことです。これらには単語やシンボル、単語同士の関係などに関する知識も含まれます。

この記憶により、もともとは単なる数字の羅列である車のナンバーを覚え、「朝と夜の長さが同じになる日は一年に何回あるか」といった問いに答えることができるのです。

意味記憶は繰り返し同じ事物を記憶することが影響します。その事物に触れるたびに脳内の意味表現は変化していくのです。

■「エピソード記憶」

一方「エピソード記憶」とは、特定の時間や場所と結びついている個人的な体験・出来事についての情報、あるいはその出来事同士の関係についての知識です。

たとえば、昨日の朝、近所の山田さんと会って会話した。といった記憶のことです。

エピソード記憶は「一回限り」の学習機構であると考えられています。あるエピソードを一回体験しただけで、それを記憶するのです。

■意味記憶は努力しなければ記憶として残らないのが、エピソード記憶は努力しなくても自然に覚えている

意味記憶が努力しなければ記憶として残らないのに対して、エピソード記憶は努力しなくても自然と覚えているものです。これは、人間の脳がそのような構造になっているからです。

ただ、エピソード記憶もいつまでも残っているわけではなく、重要な情報を意味記憶として抽出した後、消えてしまいます。

意味記憶を作るのが目的である勉強に於いても、うまくエピソード記憶とからめると比較的容易に覚えられるようになります。

体を動かして行う実習や研究成果の発表などは自分の経験と結び付いているため、単に本を読んで覚えた知識よりも忘れ難くなります。

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自分らしく生きたいと願っている方のために、心理学を学ぶブログ「日刊サイコロジー」を始めました。心のメカニズムを知り、自分の心の動きがわかると、他の人を理解しやすくなり、良好なコミュニケーションが生まれます。人生の処方箋記事も書いています。Kawai

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