実験心理学の父と称され、心理学を学問として確立させ、心理学発展の礎を築いた ヴィルヘルム・ヴント | 心理学を学ぶ|日刊サイコロジー

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実験心理学の父と称され、心理学を学問として確立させ、心理学発展の礎を築いた ヴィルヘルム・ヴント

ヴィルヘルム・ヴント行動心

■ヴントによって19世紀に報告された錯視です。真ん中が、膨らんで見えるのがへリング錯視、くぼんで見えるのがヴント錯視です



■実験心理学の父と称される

ヴィルヘルム・ヴント Wilhelm Max Wundt 1832年~1920年は、ドイツの生理学者、哲学者、心理学者で実験心理学の父と称されています。

ヴィルヘルム・ヴントは1832年に、ドイツ中南部のマンハイムのネッカラウに牧師の子として生まれました。

19世紀後半当時、論理(ロジック)と客観性(データ)を重んじる実証主義的な気風の中に、要素をより物理的なレベルに置き換え観測・考察をしていく要素主義(elementalism)を育くんでいました。

■心理学を学問として確立させ、心理学発展の礎を築いた

ヴントはこうした要素主義の土壌で育った生理学を学んでおり、ヴントはこうした生理学のやり方を心理学に応用し、実験心理学を打ち立てました。

ヴントは、心理学は経験科学であるとし、実験の対象となる人に様々な刺激を与えて、そのときにどんなことを思考したかと聞き取り調査をしていく手法の「内観」という方法を用いました。

そして、意識を観察・分析し、意識の要素と構成法則を明らかにしようとし、人の精神は、要素に還元することができるという要素主義を提唱しました。ヴントの弟子のティチナーは構成主義は、構成主義を提唱しています。

ヴントは、心的な要素を結合して、1つのまとまりとしてとらえる働きが、人の心には備わっていると考えました。このことを「統覚」と名づけました。

そして、さまざまな感覚(心的要素の働き)が統覚によって統合されるとしています。

ヴントの残した足跡からの実験的方法は今日まで発展を続けていますが、後の学派、ゲシュタルト心理学や行動主義心理学からは反発を受けることになります。

ヴントの功績は、心理学を学問として確立(独立)させたことであり、心理学の発展する礎を築いたことであるといわれています。

ヴントは実験室のあるライプツィヒにて88歳で死去しました。生涯に書いた著作のページ数の総計は実に5万ページ以上だと言われています。

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自分らしく生きたいと願っている方のために、心理学を学ぶブログ「日刊サイコロジー」を始めました。心のメカニズムを知り、自分の心の動きがわかると、他の人を理解しやすくなり、良好なコミュニケーションが生まれます。人生の処方箋記事も書いています。Kawai

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